東京ぐるぐる巡り その4 皇居東御苑のご紹介が続くよ
皇居東御苑で、家元が今いちばん気に入っているスポットは
ズバリ「汐見坂」
このカーブの景色がすごく美しい
汐見坂は天守閣跡から二の丸方向へ下ってゆく坂道
江戸時代には日比谷〜皇居前広場あたりまで海で、
この坂から浜が見えたから汐見坂という名前がついたんだって
このあたりも
このあたりからも
海が見えたのかな
汐見坂を下ると二の丸跡だ
暑い日差しを避けて、二の丸にある雑木林を歩いてみよう
この雑木林は昭和天皇が武蔵野の面影を再現するために
樹木や土まで運ばせて造られたんだって
小さいながらも、うっそうとした雑木林を歩いていると
武蔵野を散策しているような気分が楽しめるよ
雑木林の向こうにお城の石垣が見える
雑木林を抜けると美しいお花が!
ここ二の丸は、将軍の別邸などがあった場所
何度も焼失と再建を繰り返し、明治以降あまり顧みられなかったものの
1968年の東御苑の公開にあたり、
残されていた九代将軍家重の時代の庭の絵図面をもとにして
小堀遠州作と伝えられる回遊式庭園が復元されたんだって
庭園デザイナーとしては夢窓国師が超メジャーだが
どうして小堀遠州もすばらしい、さすが武家の茶道 遠州流家元
おで様流家元とはだいぶ違うぞ
東京と言えば江戸、江戸と言えば東京
なのに江戸城は跡形も残っていない、というのはとても寂しいね
しかし幕末の頃の江戸城は、
幕府の財政があまりに逼迫していたせいであちこちボロボロ
見るも無惨な姿だったらしい
そういえば、幕末〜明治時代の古写真で江戸城を見ると
かなりボロっちい
むしろ今の方が、
お城は無いけれど石垣など、とても立派に見えるね
また、東御苑には驚くほどたくさんの種類の木があるんだよ
「都道府県の木」と呼ばれるエリアには
文字通り全国の都道府県の木が植えられている
ところで
昔の江戸城の面影を楽しみたいと思うよいこに
おすすめのサイトがあるよ
こちら
江戸城史跡めぐり
江戸城だけじゃない
お江戸の街を今と重ねて解説を読んで楽しめる
そんな家元おすすめのサイトです
歴史に興味のあるよいこは是非見てね!
さて
二の丸の日本庭園からは平川門が近いけど
今日はこのまま北の丸公園の方へ歩いてみたい気分
もう一度坂道を登って北詰橋門から出よう
大手門でもらったプラスチックの札は、ここで返却
家元おすすめの都会のオアシス東御苑を後にして
このまま真っすぐ北の丸公園へ Go!
続きは次回のおたのしみ〜
宮内庁ホームページの皇居東御苑
皇居東御苑地図(クリックで拡大)