おで様流



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21世紀のミューズ / 日本モダンガール協會 淺井カヨさん




またまた、すっかりご無沙汰してしまってごめんね
よいこのみんなはお元気でお過ごしかい?
家元はずっと、いろいろなものを手作りしているうちに
こんなに長い間ブログをお休みしてしまった

手作りに明け暮れているうちに、もう2月も終わっちゃう!
1月には、是非よいこにご紹介したい出来事があったのに

実は家元、と〜っても素晴らしい方とお会いすることができたのだ

よいこのみんなは「モガ」って知ってるかな?
「モガ」とは、モダン・ガールの略
1920年代の日本に彗星のごとくあらわれ、
最先端のファッション&カルチャー&ライフスタイルを実現していた
ステキな女性たちのことだ

男性はモダン・ボーイを略して「モボ」と呼ばれていたんだよ

モボ、モガは通常そのファッションや、
単なる一過性の流行を象徴する言葉として受け取られることが
多いように思うけど、そこにはもっともっと奥深く、
美しい世界が果てしなく広がっていることを
その方のブログを通じて家元は知ったのです


その方のお名前は淺井カヨさん


日本モダンガール協會主催のカヨさんは
現代を生きる、正真正銘、本物のモダン・ガールなのだ!

日本モダンガール協會の「週刊モガ」


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「週刊モガ」の表紙の絵を描いてみました 本物は100倍素晴らしいお写真です


家元のおすすめリンクでもご紹介している「週刊モガ」

1月のある日、いつものように「週刊モガ」を読んでいた家元は、
西荻窪の THE ロック食堂というお店で「蓄音機でSP盤を聴く会」が
カヨさんや彼女のご友人によって開かれるという記事を発見
これはナイス機会だと、さっそくでかけてみた

西荻窪へ行くのは初めてだったからちょっと緊張したけど
お店には大正時代〜昭和初期の文化を愛する素敵な方々がお揃いで
それはそれは楽しいひとときを過ごさせていただいた

カヨさんや、ご友人のヴィンテージな装いに目がクラクラ胸はドキドキ
間近で聴く蓄音機からは李香蘭さんの歌声が・・・
いや〜、この年になって
こんなドキドキワクワクな体験ができるとは、思ってもいなかった

そして同じ週、横浜都市発展記念館で開催されていた
「モダン横濱案内」というイベントにカヨさんやご友人方が参加され
大正〜戦前のモダン・カルチャーについてのお話もあるとうかがい、
そちらへも早速足を運んでみました


モダン横濱案内
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モダン横濱案内では、様々なゆかりの品々の展示と詳しいご説明に興味津々

家元の祖父は戦前、馬車道に最初のオフィスを開いて以来
ずっとそこで仕事していたからね、横浜の古い時代に家元は
なんとなく懐かし〜い気持ちになるんだ・・・というお話は
以前の記事 ベーリックホールの巻その1 その2 に詳しく書いた


そんなヨコハマに思いを馳せつつモダン横濱案内を見学

この日は淺井カヨさんとご友人方が、素晴らしいヴィンテージドレスや
カフェーの女給さんの服装(アンティーク着物に可愛らしい白エプロン)で
さらに雰囲気を盛り上げてくださった

ほんとうはカヨさんのレクチャーがあったのだけれど
家元は時間に間に合わず、残念でした


カヨさんのヴィンテージなお洋服や小物のコレクションは素晴らしい
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当日の模様は横浜都市発展記念館ブログにくわしい、写真もあるよ
ハマ発Blog ハマにモダンガールあらわる!
ハマ発Blog 七人のモガ・モボ


ブログを通して、またご本人にもお目にかかり
すっかりカヨさんファンになってしまった家元

今年は数えて大正100年、大正時代にちなむイベントも多く
カヨさんはあちこちでひっぱりだこだから、
新聞やテレビで彼女を見たことのあるよいこも多いのでは?

本物の「今」を生きるモダンガールとして、
そのファッションやライフスタイルについてがクローズアップされがちな
カヨさんだが、家元がいつも本当に心をうたれるのは
そんなうわべのことだけじゃない、
彼女がブログに書き綴る真摯な言葉の1つ1つだ

大正/昭和初期にこだわり抜いたライフスタイルを貫くカヨさんが、
実は21世紀の「今」を、全力で、全速力で熱く生きているということは
薄っぺらい日々の移ろいに心奪われ、今を生きるプリンシプルすら持たない
現代人のハートを強く揺さぶる


手作りアーティストとして、家元もハートを強く揺すぶられたぞ!


カヨさんのファンタスティックなモダンガール・ワールドは
週刊モガ や様々なイベントを通じて体験することができるよ
よいこもぜひ訪れてみてね


じゃ、今日はこれにて、バイッ!



緊急告知!

ついに時代が追いついた!!

2011年3月2日(水)
NHKゆうどきネットワーク( 16:50~18:00 放送 )の
ゆうどきチェック「“モボモガ”が若者に人気」に
淺井カヨさんがご出演されますよ〜、よいこは見てね!
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by kuronekoyuya | 2011-02-27 23:43 | ミューズ&ディーバ | Comments(12)

チャイニーズ・ディーバ / アジアの歌姫テレサ・テンの巻 後編




いよいよ大晦日!
掃除はまだまだ続くけど、とりあえずの場所を終えて
あとはお休みちゅうにチョコチョコ片付けようっと


今日は昨日の記事、
チャイニーズ・ディーバ / アジアの歌姫テレサ・テンの巻 前編 の続き、
後編をお届けするよ



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昨日はテレサちゃんの偽造パスポート事件(1979年)
について触れたところで終わったんだよね


しばし活動拠点を香港に移した後の1984年、
再来日したテレサちゃんが「つぐない」(1984)「愛人」(1985)
そして「時の流れに身をまかせ」(1986)の三部作とも言える作品で
大大大ヒットを放ち日本での人気と実力を不動のものにしたことは
今さら言うまでもない


日本から離れていた時期はアメリカに住み、その後は香港、
パリなどへ移住、まさしくインターナショナル・ディーバ!

しかしそれは、
天安門事件以降中国人亡命民主活動家と交流したり
政治的・社会的活動が活発になったテレサちゃんが
安住の地を求めてさまよっていたようにも見える



何日君再來 by 鄧麗君




そして突然の死亡説や暗殺説(1990〜1991年)が流れて
ビックリ!(本人登場で事実でないとわかる)

歌手活動は日本が中心となってゆきますが
アジアの歌姫の身辺は徐々に謎に包まれ・・・



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1995年5月8日、チェンマイのメイピンホテルで
長年の持病であった気管支喘息による発作のため急死・・・
最後を看取ったのは当時の恋人で14歳年下のフランス人
ステファン・ピュエールと言われている


台湾で執り行われた国葬には3万人の人々が集まり
棺は台湾国旗と国民党旗で覆われた

そしてテレサちゃんの遺体は火葬されず
防腐加工が施され50年はそのままの姿を保っています

「台湾でこのような形で眠っているのは、
蒋介石、蒋経国、テレサ・テンの三人だけである」- Wikipedia より



彼女のあまりにも突然の死には
様々な憶測と噂が飛び交った、今も飛び交っているよ

たとえば「死んだ振り説」だ

亡くなったのは別のそっくりさんで彼女は生きているというのだ

常に身辺に危険を感じていた謎多きアジアの歌姫は、
いっそのこと死んだ振りをして
残りの人生を心安らかに暮らしたかった・・?
(または何かから逃げるために・・・?)


うぅ〜ん、真相について家元は何もコメントできないが(わからないし)
少なくとも、歌えるのに歌わなくなったテレサちゃんは
もうテレサちゃんじゃないような気がする

彼女が生きていて、歌える状態にあるのなら
こんなに長い間、よいこの前で歌わずにいられるはずがない
彼女は生まれながらのディーバなのだから

もし、それでもどこかに隠れているならば
よいこの知っているテレサちゃんは死んでしまったも同然なのだ

または、何らかの事情で歌えなくなってしまい
身を隠しているのなら、そっとしておいてあげたい



テレサちゃんは今も世界中の人々に愛され
その歌は愛唱され、実際に売れ続けている

テレサちゃん、安らかに!
きっと天国でも、天使になって歌い続けているにちがいない



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さて


家元はテレサちゃんがうたう歌謡曲の中国語カバーが大好き!
中でもいっちゃんのお気に入りは森進一さんの「港町ブルース」です


誰來愛我(港町ブルース)by 鄧麗君




そしてもう一曲のお気に入りが
マギー・チャン&レオン・ライ主演の96年の映画
「ラヴソング」のラストを飾ったこの曲!

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甜蜜蜜 by 鄧麗君




ラヴソング DVD
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映画ではテレサちゃんの日本歌謡中国語ヴァージョンを始め
数々のヒット曲が流れるよ


泪的小雨(長崎は今日も雨だった)by 鄧麗君



でも、今日はこの映画については触れないでおこう



それではここで、家元が選んだ
テレサちゃんのおすすめアルバムをご紹介します


日本でも超人気者だったテレサちゃん、
CD は数えきれないくらいリリースされている

しかし家元は、あえて
「愛人」や「つぐない」や「時の流れに身をまかせ」ではない
インターナショナルなアジアの歌姫としての
テレサちゃんの魅力が感じられるアルバムにこだわってきた
歌唱も中国語のものにこだわっている



テレサちゃんが、おなじみの日本の歌謡曲を
中国語で歌うアルバムはいくつかあるのだけれど、
家元が知る限り「港町ブルース」が収録されているのはこれだけみたいだよ

情人的関懐 (空港) ~中国語ヒット曲集
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そして「甜蜜蜜」や「泪的小雨」(長崎は今日も雨だった)
「再見!我的愛人」(グッバイ・マイラブ)などを含む
映画「ラヴソング」からの曲が中心、
中国ムード満点なお気に入りアルバムはこれ!

甜蜜蜜
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難忘的一天 by 鄧麗君




そして唐や宋の時代の中国古典詩に新しいメロディーを付けて歌った
彼女の最高傑作とも言われる素晴らしいアルバム「淡淡幽情」

淡淡幽情
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思君 by 鄧麗君



淡淡幽情/萬葉千聲 by 鄧麗君




ところで、テレサちゃんやアジア系の CD を探す時
日本のアマゾンよりもずっと頼りになるのが YesAsia だよ
アジア版アマゾンと言ってもいい

YesAsia


家元は最近でこそあまり買わなくなったが
かつて、まだ英語しか使えない頃の YesAsia で
おっかなびっくり買い物したことが何度かあった
ちょっと怖かったけど何の問題もなかったよ

最近では配送料が安くなったり、日本語でお買い物できたり
ずいぶん便利になったみたい

さすがな YesAsia なら、テレサちゃんの商品は
無尽蔵といっていいほどいっぱいあるよ〜!

他にもアジアンな商品がめじろおし、見るだけでも楽しめる



音樂手札 鄧麗君 @ YesAsia
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豪華 CD 10枚組でオマケも付いて現在¥8,185
全世界送料無料だって!安いねー!
ただお届けには1〜2週間ってなってるよ
家元がかつて買い物してた頃は、そう書いてあっても
もっと早く届いていたように記憶しているけどね


そして、コアなお気に入り、この2曲も10枚組 CD ならバッチリ収録!


「つぐない」「愛人」「時の流れに身をまかせ」・・・
そして「津軽海峡 冬景色」まで、偉大なる作曲家
三木たかしさんによる美しい曲 だよ
白沙灘 by 鄧麗君



君心我心 by 鄧麗君




駆け足でご紹介した偉大なアジアの歌姫テレサちゃん
お楽しみいただけたかな??

テレサちゃんの歌は永遠に色あせない、今聴いてもウットリ癒されるよ
よいこのみんなも、カラオケで歌うだけじゃなく
この機会に是非じっくりと
彼女のバラエティーに富んだ作品のアレコレを聴いてみてね



さて今年もいよいよ残すところあとわずかになりました

みなさま、一年間「おで様流」におつきあいくださって
本当にありがとうございました

新しい年が、よいこにとって健康で実り多い
平和でハッピーな一年となりますよう心より願っています


また、来年も「おで様流」を何とぞよろしく

あ、スミからスミまで、ずずずぃぃーっと御願い奉りまするぅ〜





新年好 Good New Year by 鄧麗君

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by kuronekoyuya | 2010-12-31 18:35 | ミューズ&ディーバ | Comments(2)

チャイニーズ・ディーバ / アジアの歌姫テレサ・テンの巻 前編




よいこのみんな、お掃除は終わった?
家元はまだまだだよぉ〜、誰か助けて〜

いよいよ明日は大晦日、早くなんとかしなくっちゃ
だけどまたまた記事をアップするよ
一つ前の記事「オールド上海はいかが?」は読んでくれたかな?
実は今日もチャイナつながりなお話なんだなー

ところで

よいこは紅白見る?
家元はここ何年もまともに見てないよ
家族がチャンネルを合わせるから
仕方なくテレビから流れているけれど、
誰も真剣に見ていない

昔の紅白歌合戦と今の紅白は、
すでに別モノのような気がするね
番組のせいばかりじゃない
歌謡曲のあり方がすっかり変わってしまったせいなんだよね


ちょうど19年前の平成3年(1991年)
紅白歌合戦でその人は歌ってた





4年後の1995年5月、タイのチェンマイで急死
42歳の若さだった・・・

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今年を締めくくるにふさわしい
素晴らしいディーバについて、2回連載で特集したいと思います



家元は女性ヴォーカルが大好き、どんなジャンルでも聞くよ
ただし歌が上手い人でなくてはならない

家元の大好きなディーバたちの中でも
ピカイチの歌声を持っていたのがテレサ・テン!!
(鄧麗君 / Deng Li Jun)

今宵は、彼女をしのんでアレコレ書いてみようと思う



さてさて、よいこはとりあえず、コレを見てほしい

再見我的愛人(グッバイ・マイラブ)by 鄧麗君



ここは何処?あなたは誰?って、一瞬思っちゃうよね
アン・ルイスちゃんのヒット曲を歌っているのは
まぎれもないテレサちゃん
場所はどこかわからないが、日本語まじりで歌っている割に
MCは中国語だ、どこか中国語圏でのコンサートだね
しかし録音は良くないし、マイクにいたっては
エコーだのリバーブだのナ〜ンにもない
素の声がモロに丸出しだよ

なのに

なんなんだ?この歌の上手さ!
テレサちゃんの素の声の魅力・・・
それは「声の魔力」と言っても過言ではない


同じグッバイ・マイラブを歌っているものには
ちゃんとレコーディングしたのもあるけれど
こんな素の声のパフォーマンスを聴けば
彼女の歌の上手さが身にしみて感じられるね


↓ 写真がナイス!
再見我的愛人 by 鄧麗君




1953年生まれのテレサちゃん、
1974年に「今夜かしら明日かしら」で
日本デビューしたときは21歳ということだね
日本以外のアジア圏では、十代の頃からすでにスター歌手だった

この曲は不発、って Wiki にはあるけど
家元はしょっちゅうラジオで聞いていたよ
テレサちゃんはポップスアイドル歌手の一人だと思ってた


今夜かしら明日かしら(1974)by 鄧麗君




で、彼女の日本での人気を確立したのが
同じく74年リリースの「空港」
あえて家元好みの中国語バージョンで・・・


情人的關懷(1974) by 鄧麗君




なるほどねー
今思えば、テレサちゃんの歌の上手さを十二分に発揮するには
情感のこもった演歌っぽい曲調の方がしっくりくるね
少なくとも「今夜かしら明日かしら」では物足りない


その後のテレサちゃんは「夜の乗客」「アカシアの夢」(1975)
「夜のフェリーボート」(1976)など佳作を発表


ふるさとはどこですか(1977)by 鄧麗君




しかし、日本での人気と知名度も安定した1979年2月
テレサちゃんはナンと、
偽造パスポートを使って日本に入国したカドで
泊まっていた都内のホテルから
入国管理局に連行されてしまうんだよ

台湾のパスポートでは
国交の無い日本への渡航許可を取るのに極端な手間と時間がかかり
おまけに当時の台湾は戒厳令下にあって
下手をすれば、許可に一年、
などという途方もない時間がかかってしまうこともあった

世界中で活躍していた歌姫テレサちゃんは
それでは不便すぎる、と
ついインドネシアの偽造パスポートに手を出してしまったのだ
(正確にはインドネシア人、テン・エリーになりすます)

テレサちゃんは、日本のレコード会社の尽力もあり
なんとか台湾へ強制送還されることはまぬがれ
米国へと出国した(国外退去処分となった)
そして、その後一年間は日本にもどってくることができなかった

「ご迷惑おかけしました」というテレサちゃんの涙の記者会見
家元もテレビで見たよ



月亮代表我的心 by 鄧麗君




ところで


入国管理局に勾留されていた一週間で
取調官から同室の人々まで、
みんながテレサちゃんのファンになってしまった
という話、よいこは知ってた?
家元は今回参考にさせていただいた記事(下記参照)で
初めて知りました

大スターなのに素直で礼儀正しく、取り調べにもキチンと応じて
拘束が解かれた時は、皆さんの前で中国の歌を一曲歌い
きちんと挨拶して別れたそうだ
事情聴取にケータイで電話しちゃう
どこぞの歌舞伎俳優さんとはエラい違い(?)


しかし


パスポートを偽造することは決して許されることじゃない
また、インドネシア旅券の発給については
インドネシアの政府関係者がからんでいた、とか
いろいろグレーゾーンな事情も・・・

そして台湾情勢など鑑み、
同時に日本とインドネシア政府とのアレコレが複雑に絡み合い、
テレサちゃんは結局「強制送還」とはならず「国外退去」
そして一年間の日本への入国禁止という、
通常よりずっと軽い処分で済んだのだそうです


そう、よいこのみんなも「???」な気分になるよね


アジアの歌姫には謎が多いのだ


・・・と、本日はここまで


続きは大晦日の夜に
よいこの一年間のご愛顧に感謝を込めて
テレサちゃんのさらなる魅力を家元が炸裂させますよ

どうぞお楽しみに!



最後にお正月らしく、華やかなチャイナどうぞ〜
テレサちゃん14歳くらいかな

鳳陽花鼓(1967)by 鄧麗君





こちらの記事を参考にさせていただきました、謝謝!
テレサ・テン偽造旅券事件の真実




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by kuronekoyuya | 2010-12-30 19:31 | ミューズ&ディーバ | Comments(2)

ディーバ・エキゾチカ / ナターシャ・アトラスさんの巻




はろーはろー!よいこのみんなお元気でお過ごし?
「ぺん」とのお別れが近づいているとわかって
これはガゼン記事をアップしなくては「ぺん」に悪いなーと
今日も書くよー!

「ぺん」 とは、家元のブログパーツ・ペットのことなのだけど
12月15日のサービス終了とともにお別れがやってくるのだ


ぺん の後ろ姿
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さて、今日は音楽のお話を


よいこはアマゾンでお買い物したことあるかな?
家元はアマゾンでお買い物するのが大好きだから
お財布が絶対安静なときは要注意な場所だ

そんな危険地帯が
最近になってさらに危険度を増しているっ


なにをかくそう、それは MP3 ダウンロードのせい


これはヤバいですよー
早い、安い、でもってDRMフリー!

つまり、iTune ストアなんかと違って
MP3に対応したオーディオプレーヤーへ回数制限なく転送できるほか
CD-Rなどへも回数制限なく楽曲を書き込めちゃうのです

iTune ストアも便利だなーと思っていたけど
(特に入手困難な CD もダウンロードで手に入ったりするから)
ファイルの取り扱いに制限があって、
家元あまり利用することはなかったのです

しかし

アマゾンの MP3 ダウンロードは
そんなケチくさいことはないのだ
そして安い、早い、すぐ聞けて便利

「ファイル形式が MP3 である」=「音質的には・・・どうよ?」
ということさえ気にしなければ、もう、これは、気軽すぎて危険すぎる


しかし勇気ある家元、
さっそくアマゾンの MP3 ダウンロードに挑戦してきたよ


買ったのは、かねてから気になっていた歌姫
Natacha Atlas さんのアルバム「Ana Hina」1500円也



Ana Hina by Natacha Atlas & The Mazeeka Ensemble / 2008
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アラブ、イスラエル、そしてヨーロッパ大陸の血をひく
ベルギー出身のナターシャさんは
十代の頃からイギリスでの生活も長く
まさしくグローバル・エキゾチカなお方


ナターシャさんをまだ知らないよいこは
とりあえずこちらをどうぞ〜

Natasha Atlas - Mon amie la rose



Mon Amie La Rose のように、これまでのナターシャさんの音楽は
中東風味なイマ風ラウンジ系ちょっとドラムン・ビート的だったが
最近グッとアコースチックな音づくりにこだわり
Ana Hina では、さらに静かでナチュラルな曲が聴ける

クラブ系/エレクトロニカ系がお好みなよいこには
ちょっと物足りないかもしれないね

でも家元には、これがいいんだな〜
まったりと、しかしアラビックなスパイスはもちろんガッツリ効かせた
「こんなの待ってたよ〜」なアルバムです


Natacha Atlas - Ya Laure Hobouki




うーん、でももちっとにぎやかしなものも・・・というよいこなら


Mish Maoul by Natacha Atlas / 2006
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こちらのアルバムは、それまでのナターシャさんと
Ana Hina なナターシャさんの架け橋っぽい
両方のエッセンスがいいかんじにミックスされていて家元は好きだな〜
なにしろヒップホップからボッサノバ、アフリカーン、
もろベリーダンス、アコギ一本の静かな曲まで
中東風味で様々な音楽を味付けしてくださって飽きさせない



ナターシャさんのお父さんは
モロッコ、エジプト、パレスチナのご先祖を持ち
エルサレムで生まれたお方、
そしてお母さんはイスラム教に改宗したイギリス人だった

「あなたのお父さんはユダヤ人でアラブ人ではないじゃないか」
人にそう言われたナターシャさんは、

「私を傷つけようと思ってそういう発言をする人は
どこにでもいるものなのね

私のひいひいおじいさんはユダヤ人だった、
でもユダヤ人はアラブ社会の一部なのよ

ふとしたことで自分にユダヤ人の血が混じっていることを知る、
というのは、アラブ人なら普通のことだし、
結局のところ私たちは、みんなつながっているの」

と言っている



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1969年生まれ
ブラッセル郊外のモロッコ人地区ラーケンで育ったナターシャさんは
両親が離別すると母親とイギリスのノーザンプトンへ引っ越す

24歳でブラッセルへ戻り、ベリーダンサーとして、
またサルサバンドの歌手として活動を開始
その後ソロ歌手となり順調にキャリアを積んでいるよ


家元はベリーダンスに興味を持ってから
中東の音楽がとても好きになったのだけど
なかなかコレというものと出合えずにいた

そんな中、ナターシャさんはイマ風でありながら
中東の風、風速40メートルくらい吹かせてくれているところが
ものすごくイイ



ファースト・ソロ・アルバム!
Diaspora by Natacha Atlas / 1995
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Natacha Atlas - Dub Yalil / 1995




クラブ風ならソロ初期のアルバム
アコースティックで落ち着いた雰囲気なら Ana Hina 以降
中間点なら Mish Maoul だなー


日本では手に入りにくいナターシャさんの CD も、
アマゾンの MP3 ダウンロードでラクラク
もう中古市場でボラれることも、
海外オーダーで待たされることもないぞ!

いい時代になったものです



中東の風、風速40メートル超え
Ayeshteni by Natacha Atlas / 2001
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よろしければベスト盤も・・・
ただ、こちらは Ana Hina 以前の2005年リリース
懐かしの「007は二度死ぬ」や、ジェームス・ブラウンの
It's a Man's World などが入っていたりと盛りだくさんの内容だよ

ポピュラーを歌うときのナターシャさんのストレートな歌唱が、
彼女の歌のうまさと声の魅力をあらためて知らしめてくれるアルバムだけど
コブシのきいた中東の風は風速30メートルくらい

Best of Natacha Atlas / 2005
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by kuronekoyuya | 2010-11-17 08:40 | ミューズ&ディーバ | Comments(6)

イギリスが生んだファンタジック・ディーバ/ケイト・ブッシュの巻





彼女は夫を試すことにした
方法は決まっていた
匿名の手紙を届けるのだ

「あなたのバブーシュカ・・・」
手紙に香水を振りかけて、彼女はそう署名した


手紙を読んだ夫は
不思議な喜びに包まれた

・・・まるで「妻」のような・・・
涙にくれる日々を飛び越えた
・・・記憶の彼方の「妻」のような・・・




Babooshka - Kate Bush




彼女はさらに夫を試してみたくなった
そこで夫を誘い出す
見知らぬ女の誘いに、夫は乗ってくるのか?!


彼女を一目見て、彼は「妻」を思い出す
氷のように心を閉ざす前の、
美しく完璧だった「あの頃の妻」

「僕のバブーシュカ!」彼は叫んだ




Never for Ever by Kate Bush / 1980
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よいこのみんな、お元気でお過ごしかい?
今日はイギリスのディーバ、ケイト・ブッシュの巻だよ
ケイト・ブッシュについては、あれこれ書くよりも
とにかく曲と動画を楽しんでほしいなぁ〜


ケイト・ブッシュと言えばデヴィッド・ギルモア

当時ピンク・フロイドのメンバーだった
デヴィッド・ギルモアに見いだされたケイトちゃんが
19歳でデビューしたのは1977年のことです



デビューアルバム「天使と小悪魔」はこのジャケットが最高なのだ!
The Kick Inside by Kate Bush / 1977
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そして最初のヒット曲「嵐が丘」、「恋のから騒ぎ」じゃないよ!
Kate Bush Wuthering Heights.




デビュー前にすでにたくさんの曲を作っていたケイトちゃん
ケイトちゃんの家族は彼女の曲のデモテープを
レコード会社に送ったのだけれど、どこにも相手にされなかった

しかし

そのデモテープが
家族の友達の友達だったデヴィッド・ギルモアの耳に届いたことで
彼女のアーティストへの扉が世界に向けて開かれたのでした


とにかくヴィジュアルがステキなケイトちゃんの作品
今日はズラっとご紹介するから
よいこは堪能してくらはい



Kate Bush - Wow




Lionheart by Kate Bush / 1978
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80年代に入ると曲だけじゃなく
プロモーションビデオにも抜群のセンスが炸裂するっ



Kate Bush - The Dreaming




The Dreaming by Kate Bush / 1982
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映画のようなストーリー展開!
KATE BUSH hounds of love.




さすが、リンゼイ・ケンプの元で
ダンスやパントマイムを習得していたケイトちゃん、美しいぞぉ〜
K.ATE BUSH RUNNING UP THAT HILL




The Hounds of Love by Kate Bush / 1985
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ブルガリアの風に吹かれて・・・
Kate Bush - The Sensual World



The Sensual World by Kate Bush / 1989
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ズバリ!映画「赤い靴」の世界
ケイトちゃんのミュージック・ビデオじゃないけど
よいこも大好き!映画「赤い靴」の映像を使ったクリップだよ〜
Kate Bush - The Red Shoes




The Red Shoes by Kate Bush / 1993
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そしてアルバム The Red Shoes 以降
長い沈黙期間に入ったケイトちゃんが
2005年、満を持して世に送り出した傑作アルバム Aerial
Aerial by Kate Bush / 2005
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Kate Bush - Aerial



Aerial とは、サーカスなどで繰り出される空中技のことだよ



デビューから30年以上経つことを思えば
決して作品数が多いとは言えないケイトちゃんだが
アルバムはどれも極上の出来であり
色あせることの無いケイト・ワールドを楽しませてくれる


家元はケイトちゃんの曲のストーリーがいつも大好き
そしてそれを美しくヴィジュアル化した PV も大好き



我々は秘密裏に
軍の要請で「音」を作っていた
母親たちの慟哭、恐怖におののく叫び声、
ありとあらゆる人間の声を集めて
殺人兵器となる「音」を作ることが我々の任務

しかし

その計画は恐ろしい過ちだった・・・




kate bush - experiment 4




The Whole Story - The Best of Kate Bush / 1986
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お別れはデヴィッド・ギルモアのギターで Running Up That Hill を歌う
ケイトちゃんの動画です


Kate Bush & David Gilmour - Running up that Hill






↓ケイトちゃんについてもっとしりたいよいこはクリック Go!
ケイト・ブッシュ @ Wikipedia
↓デヴィッド・ギルモアについてもっとしりたいよいこはクリック Go!
デヴィッド・ギルモア @ Wikipedia





日本のファンクラブ・ホームページもあるよ!
Kate Bush Home Page
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by kuronekoyuya | 2010-01-28 04:19 | ミューズ&ディーバ | Comments(4)

ブルー・アイド・ソウルなディーバ / ダスティ・スプリングフィールドの巻 後編





今日は何の日?



Dusty Springfield - Son Of A Preacher Man / 1979




ちょうど30年前の今日、1979年12月3日
長い不遇の時代のただ中にあったダスティさんが
ロンドンにあるロイヤル・アルバートホールで行われた
チャリティーコンサートで Son of a Preacher Man を歌っています
満員の客席にはマーガレット王女の姿も・・・



よこのみんな、今日の関東地方は雨模様でうっとうしいね
朝晩はずいぶん寒くなってきたけれど
風邪ひかないように注意だよ



今日は前回の記事に引き続き、イギリスが生んだR&B のミューズ
ブルー・アイド・ソウルのディーバ
ダスティ・スプリングフィールドさんの巻 後編をおおくりします



ダスティさんは、ブルー・アイド・ソウルの女性シンガーとして
先駆者であり、その素晴らしい才能と R&B 音楽への情熱は
モータウン、アトランティックといった老舗レーベルのスタッフ、
そしてアーティストも、皆が認めるところでした



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ところで



ダスティ・スプリングフィールドさんはしばしば
本名であるメアリー・オブライエン
(Mary Isabel Catherine Bernadette O'Brien)と
区別して呼ばれることがあります


彼女の中に常に2つのペルソナが存在し
それがダスティさんを苦しめていたとも言われているからです


デビュー曲の大ヒット以降、世間は彼女に
ファッション・アイコンとして一世を風靡したポップスター
ダスティ・スプリングフィールドのイメージを
期待し続けていました

一方でダスティさんがほんとうに歌いたい曲や
そのスタイルは、また別のところにもあったのです



さて、時は1960年代終盤
音楽シーンは大きな変貌を遂げ
そんな世間がイメージするダスティさんのスタイルは
もはや時代遅れになっていました


セールスが芳しくなくても、
批評家に絶賛されるような意欲的なアルバムを発表し続けるなど
あんなに音楽にこだわりを持っていたダスティさんでしたが
次第に大衆受けするような曲を歌うようになり、そして
英国のキャバレーやホテルなどを
巡業するようになります、いわゆるドサ廻りというやつ



Dusty Springfield - Nowhere to Run




しかし
そんな行き詰まった状況を打開するべくアメリカへ渡り
憧れのソウルシンガー、アレサ・フランクリンが所属する
アトランティック・レコードと契約するダスティさん


そしてついに傑作「ダスティ・イン・メンフィス」が誕生するのです



Dusty in Memphis / 1969
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メンフィスでのレコーディングに際しては
アトランティックのベスト・メンバーがダスティさんの脇を固めました
アメリカのプロデューサーたちは
ダスティさんのナチュラルなソウル・ヴォイスに注目し
壮大なオーケストラによるアレンジよりも
シンプルなバック演奏で彼女の歌を全面に出す方が良いと気づきます



Dusty in Memphis - The Windmills of Your Mind




こうして出来上がった「ダスティ・イン・メンフィス」は
1970年、グラミー賞最優秀女性ポップボーカル
パフォーマンス賞へのノミネートをもたらしはしましたが
売り上げについては、英国でもアメリカでも
残念な結果になってしまうのです


こうして70年代、ダスティさんは
まったく「売れない」時代に突入してしまう



Dusty in Memphis - Willie & Laura Mae Jones




アルコールやドラッグに溺れ、刃物で自分を傷つけたり・・・

ある時、怪我を負って入院したダスティさん
当時彼女が在住していたロサンゼルスの病院スタッフは
本名で手続きをしていた彼女の正体に最後まで気づかなかったそうです



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ダスティさんが、エルトン・ジョンの1974年の大ヒット
The Bitch is Back「あばずれさんのお帰り」で
バックコーラスを歌ってたって、知ってた?

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The Bitch is Back by Elton John @ YouTube



長い不遇の期間を経て
ダスティさんが再びスポットライトを浴びるときがやってきたのは
1987年

彼女を敬愛するペット・ショップ・ボーイズに乞われて
デュエットした What Have I Done to Deserve This?
「とどかぬ想い」のヒットでした



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What Have I Done to Deserve This?
by Pet Shop Boys featuring Dusty Springfield




アルコールや薬物依存を克服したダスティさん
その後もリチャード・カーペンターの曲を歌ったり、
B.J. Thomas とデュエットしたり、
1988年、彼女のベスト盤アルバムのセールスも上々
時代は再びダスティ・スプリングフィールドを求めていました



しかし



1994年、ナッシュビルでのレコーディング中に
体調不良を感じたダスティさんは
イギリスへ帰国後乳ガンであると診断されます


放射線治療により一時は元気になるものの
1996年ガン再発
1999年3月2日、長い病魔との闘いの末
ダスティさんはついに天国へと旅立ちます



Dusty Springfield - Since I fell for you




1999年3月2日
それは、OBE 勲章の授与式のため
ダスティさんがバッキンガム宮殿へ出向くことになっていた日でした

ダスティさんの病状が深刻であったことから
女王陛下のオフィシャルは、
マネージャーのヴィッキ・ウィッカムさんが
代理人として前もって勲章を預かることを特別に許可します

ヴィッキさんは、勲章をダスティさんの病室へ持ち帰り
家族や友人とささやかなパーティーで祝ったそうです


この日はまた
ダスティさんがロックの殿堂入りをする10日前でもありました



彼女の殿堂入りに尽力した友人でもあるエルトン・ジョンさんは
「ダスティ・スプリングフィールドは
これまでで最高の白人女性シンガーだったと思う」と
彼女の死を悼みました


またエリザベス女王陛下もダスティの訃報に
「とても寂しく思った」と異例のコメントを出したそうです



Stay a while - Dusty Springfield 1964




1970年ダスティさんは英国の新聞
イブニング・スタンダード誌のインタビューで次のように語っています


「みんなが私のことを変だって言うし、
しょっちゅうそんなことを言われて来たから
近頃じゃ、そうなんだろうと自分で認めそうになっちゃうわ
私って、男の子にグッと来ちゃうのと全く同じように
女の子にもグッときちゃうのよ
多くの人たちがそんな風に感じるようになってきている、
だったら私だってそうあってもいいでしょ」


そして3年後、ロサンゼルス・フリー・プレス誌には
次のように語っています


「人は私のことをゲイだ、ゲイだってしつこく言うけれど
私は・・・要するに人間は人間でしょ、
私だって真っ当でいたいけれど・・・
はっきり言って、私は男性を愛することができない、
それこそが今の私の障害なのよ
愛すること、ベッドを共にすること、素晴らしいじゃない!
でも男性を愛することは私にとって根本的な野望だわ
私は男性が恐ろしいのよ」



The Singles+
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ダスティさんが同性愛者であったということは
当時からゲイの世界や音楽業界では周知の事実でした
しかし、生前彼女は自分のセクシュアリティについては
この2つのコメントしか残しませんでした

今でこそゲイであることは恥ずかしいことでもなんでもなく
社会的に受け入れられるべきだと考える人が大多数になりました

しかし時は70年代、
同性愛の人々を取り巻く状況は今よりずっと厳しかったのです



Dusty Springfield - Ain't no mountain high enough


あっ、デュエットしてるのはエンゲルだ!
「えんげるべると・ふんぱーでぃんく」
言いづらい名前で覚えるのに苦労したね



ダスティさんの死から2年後の2001年

アルバム「ダスティ・イン・メンフィス」は
グラミーの殿堂賞を受賞、またローリング・ストーン誌などが選ぶ
もっとも偉大なアルバム100選に選ばれ、
アルバム中の Son of a Preacher Man は
英国、米国のインターナショナル・ミュージックチャートで
トップ10を獲得します



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40年間にわたるダスティさんのシンガーとしてのキャリア・・・

ダスティ・スプリングフィールドという
ポップスターの大成功が、
皮肉にもアーティストとしてのキャリア追求の
邪魔になってしまったのか?

彼女がやりたかったこととは関係なく、大衆は
彼女が「ポップスター・ダスティ・スプリングフィールド」
であることを長いあいだ期待し続けました

そのせめぎあいの狭間で、クオリティの高い作品を発表するも
それらのアルバムでは大きな商業的成功を
得ることができなかった・・・
そんなアーティストとしての困難な人生に
家元は思いを馳せてしまいます



ビーハイブのかつら、濃いアイメークやつけまつげ、
そして豪華絢爛な衣装に身を包んだ
「ポップスター・ダスティ・スプリングフィールド」のイメージが
ようやくぬぐい去られた今、
ダスティさんの歌への評価と人気がさらに高まっているということは
彼女の芸術が本物であったということの証拠だと思います



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ダスティさんは、乳ガンと診断されたとき
「むしろ安堵したようにみえた」と近しい人物は言います
それまでの人生、ノンストップで歌い続け、世間の目にさらされ、
プレッシャーに耐えて生きてきたのが、ようやく休んでいいんだと
ほっとしていたようにすら見えたと言うのです



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プライベートを語らない人でしたが
私生活では大の動物好き、動物愛護に対するチャリティーにも
積極的だったそうです
特にネコが大好きだったダスティさん、家元もニャンが大好き〜!



ダスティさん
あなたの歌は永遠に人々に愛され続けることでしょう

どうぞ安らかに



dusty springfield losing you











Dusty!: Queen of the Post Mods by Annie J. Randall
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アメリカのソウル音楽とヨーロッパのメロドラマを組み合わせる
という音楽スタイル、そしてステージ・パフォーマンスを完成させた
ダスティさん独自の手法、おとなしいクリスチャン少女はどのようにして
ファッション・アイコンと呼ばれるポップスターになったのか・・・
著者であるアニー・J・ランドールさんは
友人、業界の関係者、ファンなど、
当時のダスティさんを知る様々な人へのインタビューを通じ
彼女の音楽とキャリアについて分析します

おもしろそうな本だぞ〜!でも英語・・・





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ダスティ・スプリングフィールド @ Wikipedia
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by kuronekoyuya | 2009-12-03 16:55 | カテゴリR45 | Comments(6)

ブルー・アイド・ソウルなディーバ / ダスティ・スプリングフィールドの巻 前編




キャッホーイ!
よいこのみんな、お元気でお過ごしかい?

家元は超ハッピー&ラッキー
あたらしいパソコンを手に入れたんだよ
それも、とても尊敬するおともだちの方にゆずっていただいたのだ

今年も、来年も、お財布は絶対安静
みんなのカッチョいいパソコンを横目で「いいなぁ〜クスン」と
ながめるだけだった家元には、早くも春の到来か!?

というくらい有頂天でごめんなさい

でもこれまでがんばってくれた PowerBook くんは
これからも大切にするよ
2台なかよく並べてウキー!また有頂天になりまする


ということで


今日から新しいパソコンで記事をアップするよ
今日は先日の Heat Wave の巻でもチョロっとご紹介した
イギリスを代表する R&B シンガー
まさにディーバと呼ぶにふさわしい、
ダスティ・スプリングフィールドさんについて書いてみよう



ところで


よいこはキングはお好き?


え?キングって誰かって?
キングを知らない子はよいこじゃないよ!
さ、とっととかえった、かえった


そう


ボス、といえばブルース・スプリングスティーン
キング、といえば


Elvis Presley


R45なよいこならわかるよね!
で、この曲だ



Elvis Presley - You Don't Have to Say You Love Me - remaster



この動画はおもしろいよ
レコード(CD)音源なのに画面とちゃんとリップシンクしている

それもそのはず、動画の動きがチトおそくなっているんだよ

このときのライブでは、もっとアップテンポで歌っているからね
それにしても、よくできててナイス!
いいなぁ〜、家元はキングが大好き

でも

今日はダスティさん


キングの歌う You Don't Have to Say You Love Me
「この胸のときめきを」はとても有名だし素晴らしいね
でも、この曲を最初に大ヒットさせたのは他でもない
ダスティ・スプリングフィールドさんなんだよ


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音楽好きな父親の影響を受けジャズやミュージカル、
ラテン音楽などに親しんで育ったダスティさん
1958年19歳でガールズ・コーラス・グループに参加
その後、二人のお兄さんとスプリングフィールズというトリオを結成


Dusty Springfield and The Springfields



ありゃりゃ、これはフォーク調?カントリー調?
でもダスティさんの歌唱力だけは際立っているね
うまい人は何を歌ってもうまいのだ〜っ


しかし


初めてのアメリカ・ツァー中に
リズム&ブルースの洗礼を受けたダスティさんは
音楽性の違いからグループを去り


そして


1963年、ソロ・デビューしたこの曲が大ヒット!



Dusty Springfield sings "I Only Want To Be With You"




ダスティさんは、本国イギリスのみならず、
アメリカでもヒットを炸裂させたこの曲で
一躍ポップスターの仲間入りを果たしたのであります



A Girl Called Dusty [Original recording remastered]
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ビーハイブな盛りヘアのウィッグ+強力なアイメークで
60年代のファッション・アイコンでもあったダスティさん

しかし、なんとご自身のルックスには
実はあまり自信が持てなかったそうです

最高のドレスを身にまとい、そして
ヘア・メークには延々5時間以上をかけステージに立つことも
珍しくなかったそうです

しかしそれは「お客様がそれを求めている」という
彼女のプロ意識がさせたことでもあったのです



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しかしダスティさんは単なるアイドルじゃなかった

1964年コンサート・ツァーで訪れた南アフリカでは
政府のアパルトヘイト政策を無視して、人種の区別無く
同じ劇場に観客を入れたため国外退去になり
ツァーが中止になってしまいます


それでも同年、そして翌年続けてイギリスのグラミーとも言える
NME 賞で最高女性アーティスト賞を受賞する人気ぶりでした



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1965年のサンレモ音楽祭で、
受賞は逃したものの運命の曲に出会うダスティさん


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それは

イタリアのシンガー・ソングライターで
後にブライアン・デ・パルマ監督の映画音楽などを手がける
ピノ・ドナッジオさんがジョディー・ミラーさんと一緒に歌った
"Io che non vivo (senza te)" (あなたなしでは生きられない私)
という曲でした


「いかにも甘ったるいペタな歌だわ〜」
ダスティさん、最初は気乗りがしなかったみたい

しかし

ダスティさんの友人であり、後年にはマネージャーとなった
ヴィッキ・ウィッカムさん、そしてサイモン・ネピアベルさんの二人が
さっそくこの曲に英語の歌詞を付け、1966年
You Don't Have to Say You Love Me はリリースされました



Dusty Springfield You Don't Have To Say You Love




ダスティさんの歌う「この胸のときめきを」は
イギリス・チャート第1位、ビルボード・ホット100第4位
そして同じくビルボード1966年の年間ヒット・チャートでも
35位を獲得する大ヒットとなったのです


ダスティさんは「Ready Steady Go!」という
自身のテレビ番組まで持つようになりました
その番組の特番としてダスティさんは
サウンド・オブ・モータウンというモータウン特集を企画します

そのくらいモータウン音楽が大好きだったんだね
モータウンの良さを、イギリスの人たちにもっと知ってもらいたい
という彼女の意欲の現れでした



Ooo Baby Baby (Ready Steady Go - 1965)




この贅沢な特別番組にはキラ星のごとく
モータウンのスターが勢揃いしたんだよ

ファンク・ブラザースを引き連れて海を渡ったのは
マーサ&ザ・ヴァンデラス、シュープリームス、テンプテーションズ
あげてたらキリがないから、ここはとりあえず
社長に登場してもらいます

今年、御年70に近づいてなお精力的に
ニュー・アルバムをリリースした
スモーキー・ロビンソンさん、まだお子様みたいな若さだね!
そしてミラクルズ

続いてヴァンデラスやテンプテーションズが見られるよ
テンプテーションズのカッコいいダンスを見逃すなっ


しかし有名になればなるほど
世間はダスティさんのスターとしてのイメージを追い求め
完璧主義なダスティさんは
自分自身とのギャップに悩むようになる・・・

また、レコーディングやコンサートでも完璧主義を貫き
現場のスタッフとたびたびもめて
「やりづらい人」のレッテルを貼られてしまったことも
ありました



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番組で共演したマーサ・リーヴスさんは
ダスティさんとの初対面の思い出をインタビューで語っています

「イギリスから来たダスティさんに会ってくれって言われて
楽屋の前まで来たら、中から物が投げつけられて割れる
スゴい音がするのよ、びっくりして、それでもドアを開けられたから
中に入ったら、そこにいたのは発作を起こしてるとしか思えない
ダスティだったの」


しかしマーサさんは「ダスティは、真のソウル・シンガーよ
ソウル・シンガーというと、黒人じゃなきゃ、
なんて思っている人がいるみたいだけど、
そんなことは関係ないわ
歌でソウルを表現できる人がソウルシンガーなのよ
ダスティには、そのソウルがあったわね」と
ダスティさんの抜群の歌唱力を絶賛しています



Original Soundtrack Casino Royal / 1967
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ダスティさんはバカラックの曲もたくさん歌っている



dusty springfield - the look of love




ダスティさんの歌については、バカラックさんも
「彼女の声はスモーキーでセクシー
囁くように燃える声とでも言うか・・・
ロマンスと情熱とクールさを感じるんだよ」と、絶賛です



1967年
ジャズ風アレンジで「サニー」を歌ったり
ドラマチックなシャンソン「行かないで」を収録したアルバム
Where Am I Going? は批評家から絶賛されるも
セールスはパッとせず



Where Am I Going?/1967
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かっこいいなぁ〜



Dusty Springfield - Sunny




今だからこそ、この素晴らしさが理解されるのかな
当時は一般人にはサッパリ受け入れられなかった



Dusty Springfield - If You Go Away




翌1968年になると
サイケデリック・サウンドを意識したような
さらに意欲的な作品を発表



Dusty... Definitely/1968
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そしてこのアルバムも同じように
クロウト筋からは絶賛されるも大きなセールスには結びつかなかった


デビュー以来神経質で完璧主義、世間の持つ自分のイメージと
なかなか折り合いをつけることができず神経を病んでいたという
ダスティさん

アルコールや薬物におぼれパーティーに明け暮れるなど
現実逃避な生活を送るように・・・



Dusty Springfield - ain't no sunshine




そしてダスティさんは次第に英国の音楽シーンから
忘れられてゆく



続きは次回を待てっ!!





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ダスティ・スプリングフィールド @ Wikipedia
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by kuronekoyuya | 2009-11-29 03:53 | カテゴリR45 | Comments(2)

レトロ・チャイニーズ・ディーバ / 江玲ちゃんと China Night の巻





♪しぃ〜いなぁ〜のぉよぉ〜るぅ〜♪


よいこのみんな
なんだか急に寒いぞっ

家元のおともだちも急な発熱でくるしんでいる子がいる
よいこは無理をせず、ちゃんとヌクヌク着込んで
おいしいものをいっぱい食べて抵抗力をつけようね

今日は急な木枯らしに負けないように
ホンワカ癒しムードなレトロ・ソングをお届けするよ

あ、えっと・・・R45指定でござりまする



支那の夜 渡辺はま子



オリジナルはなんといっても渡辺はま子さん
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「支那の夜」(1938年12月発売)
作詞: 西條八十
作曲: 竹岡信幸
歌:  渡辺はま子



元々は李香蘭さんと長谷川一夫さん主演の映画
「支那の夜」の主題歌だった曲

映画では李香蘭さんが歌っていたけれど
なにやらレコード会社の取り決めでレコーディングは
渡辺はま子さんになったんだって


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Shina No Yoru - 支那之夜 - China Nights - 李香蘭 - 1940




オリエンタルでスウィ〜トなムードがウケてか
China Night はアメリカでも大人気に!

なんと敗戦後は16年もアメリカに接収されていた

へぇ〜!驚いた
建物が接収されたっていうのはよく知っているけれど
「曲」が接収されていたなんて
なるほど、とうことは他にもアレコレ接収されていたモノが
あったのかもしれないね〜


中国の方々にたいして「支那」という言い方は失礼にあたるので
映画は、もう一曲の挿入歌から「蘇州夜曲」と呼ばれたり
「上海の夜」と呼ばれたり
ストーリーも反中国的な表現があり
戦後は、映画館やテレビで見るチャンスに
あまり恵まれなかった作品でもある



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主題歌「支那の夜」も同じ
今でもテレビやラジオで耳にする機会はとても少ないのだ


坂本九ちゃんの「スキヤキ」に次ぐアメリカでのレコードは
この「支那の夜」だった

Kyu Sakamoto - China Nights (Shina No Yoru) 1963 45rpm



ところがレコード会社の都合と
また「支那」という言葉が問題視され
なんと2004年まで日本で発売されることはなかった

つまり

九ちゃんの存命中には日本で発売されなかったということだ
うぅ〜ん残念だったね・・・
家元は九ちゃんの「支那の夜」はとても良いと思うよ



姚莉 - 春的夢 194x



百代レコードの歌姫、姚莉さんがうたう China Night は
正統派ってイメージだ〜
タイトルは「春的夢」になっている


中國之夜(シナの夜)馮素波



60年代のものとおぼしきこのレコードは
香港で今も女優さんとしてご活躍な馮素波さんのもの
中国語の歌詞の響きがとってもイイ〜ネッ
でも馮素波さんバージョンは歌詞が他のものと違うよ
意味は不明だけど・・・タイトルは「中国の夜」


タイトルはどうあれ


たくさんのカバー・バージョンが生まれるほど
「支那の夜」は人気のある曲だったのであります

家元もフニャ〜ンとした
ホンワカ・チャイナ・メロディーが大好き


そして
中でも一番のお気に入りな China Night はこれだっ!


China Night (春的夢) - KONG LING 江玲



これがおそらく家元が生まれて初めて聞いた「支那の夜」
なんと家元はこの曲のLPレコードを持っているんだよ


コレ↓ Off-Beat Cha Cha by Kong Ling
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ナイトクラブ風の檻(?)みたいなインテリアから
モダンなチャイナドレスで流し目をおくる Kong Ling ちゃん
裏ジャケットのドラゴンの模様が子供心にもチャイナな郷愁を
感じさせてくれました

ステキなジャケットデザインでしょ?


「香港の歌うスイートハート」と呼ばれた Kong Ling ちゃん
中国名は江玲ちゃん

1951年に学校の歌唱コンクールで優勝
1954年にプロデビュー、シンガポール・ツァーを行う
その後は人気がうなぎ登りに〜

なんと香港のナイトクラブ3軒を一晩で掛け持ちするほどの
売れっ子になります


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Off-Beat Cha Cha は1960年のリリース
江玲ちゃんは当時もナイトクラブで歌っていたに違いない
そこへ遊びに行った家元のじいやが
このレコードを買って持ち帰ったという訳だ

家元のじいやはその頃、あやしい商売で時々香港を訪れていた
すると不思議なレコードを持ち帰ることがあった

今となっては、この Off-Beat Cha Cha と
中国の古い流行歌を集めたレコード
ラテンものなどが数枚残るだけ、とても残念だなぁ
ちゃんと全部とっておけば良かった


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そんなわけで

この江玲ちゃんの China Night は家元にとって
小さい時から身近に聞いていた特別な China Night なのだ
たのしいアレンジも江玲ちゃんのボーカルも
数ある支那の夜の中で一番好きだなぁ


アルバム Off-Beat Cha Cha は
タイトルどおりラテンなチャ・チャ・チャのリズムな曲が多い


Kong Ling - Let's go off beat 196x



また、「モナリサ」や「恋の片道切符」といった
アメリカンポップスも吹き込まれている


Side One
China Night
One Way Ticket
C’est Magnifique
Ciao Ciao Bambino
My Heart Is An Open Book
I Love You Baby

Side Two
The Voice Of Love
Seven Lonely Days
Tenderly
Let’s Go Off-Beat
Mona Lisa
Sayonara


Kong Ling - One Way Ticket 196x




江玲ちゃんは他にも幅広くポピュラー・ソングを歌っているんだよ


なつかしのボビー・ヴィーのヒット曲も

Kong Ling - More Than I Can Say 196x



日本ではブレンダ・リーちゃんやカーペンターズでお馴染みの
この曲も

Kong Ling - The End of the World 196x



江玲ちゃんの素直な歌唱は安心して楽しめるね


はい、そろそろお別れのお時間です

ラストは江玲ちゃんが歌う「スキヤキ」そして本家本元
坂本九ちゃんの「上を向いて歩こう」を続けてお届けします


じゃ、今日はこれにてバイッ!


Kong Ling - Sukiyaki 196x





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支那の夜 @ Wikipedia
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by kuronekoyuya | 2009-11-03 02:43 | ミューズ&ディーバ | Comments(6)

感想文だよ!ベリ−ダンスのミューズ Sema Yildiz さんの巻




よいこのみんな!

前回の記事でご紹介した昨晩のNHKハイビジョン特集
「上原多香子 トルコ ベリーダンスの心にふれる 」見たかな?


家元、またまた感想文をね、早速書くとしよう


いや〜


なにがスゴいって


上原多香子ちゃんがベリーダンスを習うセマ先生!
あまりの素晴らしさに家元しょうげきをうけたよ〜


Sema Yildiz
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伝統的なロマ(ジプシー)のスタイルでベリーダンスを踊る
世界的にも超有名なダンサー、セマさん


レッスンのやり方も型どおりの踊りを嫌う先生らしく
「自分のかんじるままに動いてみて」と指導する
そして「踊りは心で」と何度も強調するのです


レッスンの合間にマーケットへ行ったり、
旧市街・新市街を歩いたり、
ベリーダンスが見られるナイトクラブへ行ったり
「イスタンブールを感じてほしい」と
上原多香子ちゃんを連れ歩くセマ先生

先生の生まれ故郷、スルクル(Sulukule)の街や
女性が中心となって踊り明かす伝統的な結婚式にも
多香子ちゃんとでかけてゆく


そんなこんなするうちに、多香子ちゃんもきっとトルコの人々
とりわけロマの人々が、いかに音楽と踊りを愛し
それらがどれほど深く生活のうちに根付いているか感じたとおもう



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60歳を過ぎてなお現役ダンサー、指導者であるセマ先生

若かりし頃は美しかっただろうな〜
なんて思ったのは最初の5秒

年月を経た彼女の美しさは「今」が最も輝いていると
気付いたとたんに画面にクギヅケになったよ


なんと輝かしい美しさ、しなやかさ、強さ、やさしさ・・・
20、30、40のひよっこには到底およばない
女性としての完成されたお姿を垣間見た思いです


そして


「動ける限り踊り続ける」と言うセマさんを見ていて
その魅力の根底にあるものは
女性の美しさを力強く表現するベリーダンスなんだって確信したよ



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再放送は NHK BS ハイビジョンで
9月20日(日)午前10:00~

見逃したよいこは今すぐビデオの予約をレッツ・ゴー!



10月には来日され、東京と岐阜でワークショップをなさる
という情報も見つけたよ!


Turkish Belly Dance Show 東京
2009 /10/10(土) 17:30 open 18:00 start
前売り:全自由席¥4,500  当日(席があった場合のみ)\5,000
場所:東京ウィメンズプラザホール  渋谷区神宮前5-53-67

Sema Yildiz ワークショップ
(1)9日(金) 19:00~21:00(18:30 open)Turkish Oriental \7,000
(2)10日(土) 12:00~14:00(11:30 open)Turkish Gypsy \7,000
会場:青山ソーシャルクラブ B1-west 渋谷区神宮前5-51-1

パッケージ料金
(1)または(2)+ショウ \11,000
(1)+(2)+ショウ   \17,500


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興味のあるよいこ、詳しくは ベリーダンス・メルケレェル
こちら のページを見てね



家元、久々に「こんな風に年をとりたいなぁ〜」と思える
素晴らしい女性に出会えてとってもハッピーになりました


NHK さん、「BS ホラーナイト」に引き続き
今回もとっても楽しい番組を
ありがとうございますぅ〜

ひつこいようだけど受信料は払ってるからね
これからもステキな番組を期待しています



Sema Yildiz Bellydance Istanbul






Sema Yildiz さんのウェブサイト(音が出るよ)
Sema Yildiz Bellydance Teacher

動画のページもあるよ!



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SPECIAL THANKS TO

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by kuronekoyuya | 2009-09-14 02:42 | ミューズ&ディーバ | Comments(4)

カテゴリR45 昭和のポップス/ザ・ロネッツの巻




よいこのみんな

いよいよ夏も終わりだね
今週末は残暑が厳しい日もありそうだけど
来週あたりから秋らしくなるみたい

そういえば

ここんとこ夕方になるととても涼しくて
Tシャツ+短パンでは寒いくらい


ところで


家元、今日はちょっと驚いたことが・・・


よいこのみんなは
あのアメリカ人大物プロデューサーが
殺人罪でブチ込まれてたって知ってた?

家元、全然知らんかった・・・



Phil Spector
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それも事件からすでに6年も経っていたとは
ますますおどろきだ


なんでも


2003年2月3日ロサンゼルス近郊アルハンブラにある
フィル・スペクターの自宅で
女優兼ナイトクラブ・ホステス、ラナ・クラークソンさんが
拳銃で撃たれて死亡
フィル・スペクターは殺人容疑で裁判にかけられ、その後
評決不能とされるも

ついに2009年4月、殺人罪で禁固19年の有罪判決が下り
目下服役中だそうです


69歳で19年もクラうとは・・・


コトのいきさつは こちら こちら に読みやすく書いてあるよ



で、法廷では↓こんなヅラ姿であらわれたそうな
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事件のいきさつについて上記の記事では

フィル・スペクターが自宅に招いた複数の女性客に対して
ロシアン・ルーレットを強要した結果
ラナさんが運悪く実弾を発砲してしまった
となっている


が・・・


Wikipedia によると

その日ラナさんの店に立ち寄ったフィルは彼女を自宅に誘い
彼女が応じた、とある

事件直後、拳銃を手にしたフィルは、自宅にいた雇い人に
「今、誰かを殺してしまったようだ」と述べ
運転手が警察に通報した、とも

ラナさんは口から頭を撃ち抜かれすでに死亡していた

裁判では複数の女性が、それぞれ過去において
「おいとましようとすると彼に拳銃をつきつけられたことがある」
って証言した


どうやらフィル・スペクターは
おいとましようとする人に銃を突きつけて脅すクセがあるらしい


まぁ、そんなこんなで


セレブなフィルは、有名弁護士を雇って闘ったけれど
結局ムショ行きになったというわけだ



かねてからアブない人とは聞いていたけれど
まさか殺人罪でムショ行きとは・・・


テルスターの巻 でご紹介した
ジョー・ミークさんを思い出さないかい?
そういえば彼は
「イギリスのフィル・スペクター」とも呼ばれていた・・・
うぅ〜ん奇遇というか、なんというか・・・



ということで



今日はせっかくロネッツの特集をしようと思っていたのに
あまりにびっくりして前置きばっかり長くなっちゃってごめんね



The Ronettes
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ニューヨーク生まれのヴェロニカ・ベネットちゃん
歌ったり踊ったリがだいすき
お姉さんのエステルさんと従姉妹のネドラちゃんをさそって
グループを作ったとさ

その後三人はフィル・スペクターに見出され
ザ・ロネッツとして一躍売れっ子に



Do I Love You- The Ronettes- 1964




ヒット曲は多くないもののアイドル値はかなり高いよね
「ビー・マイ・ベイビー」1曲でザ・ロネッツは永遠なのだ!



Ronettes - Be My Baby




ヴェロニカちゃんは1968年フィル・スペクターと結婚
1973年に離婚

離婚しただけにとどまらず、その後ロネッツは
著作権料についてフィル・スペクターを訴えたり
いろいろモメた

ウィキによると
ロネッツが長らくロックの殿堂入りできなかったのは
殿堂審査員(?)だったフィル・スペクターの妨害が・・・
ネチネチした人だぞ〜


2004年、フィル・スペクターが100万ドルで保釈中
ザ・ロネッツは晴れてロックの殿堂入りを果たす!



ビーハイヴ!
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2009年2月11日
ヴェロニカちゃんのお姉さんエステルさん死去



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ロネッツに影響を受けたグループや人は少なくないし
フィル・スペクターのゴージャスな音作りには
著名なアーティストがたくさん影響されているよね

ロネッツの三人は決して美人というわけじゃないけど
不思議な魅力がある

ヴェロニカちゃんの声もそう



お別れにもう一度「ビー・マイ・ベイビー」と「シャウト」をうたう
ザ・ロネッツをおたのしみください



The Ronettes performing Be My Baby and Shout in the 1960s.




前置きのおかげで本編がすっかり駆け足になってごめんね

じゃ、今日はこれにてバイッ!





↓ザ・ロネッツについてもっとしりたいよいこはクリック Go!
ザ・ロネッツ @ Wikipedia
↓フィル・スペクターについてもっとしりたいよいこはクリック Go!
フィル・スペクター @ Wikipedia
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by kuronekoyuya | 2009-08-28 05:23 | カテゴリR45 | Comments(8)


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