ヤッホー!
よいこのみんな、お元気でお過ごしかい?
先日、いつもコメントを寄せてくださる あじゃさん から
袂の丈が長いお着物にいつもの襦袢では困るぅ〜というお悩みについて
家元の秘策を詳しくおしえて!というご希望をいただいた
秘策・・・というのもおこがましい
お針は苦手、お直しを頼む財力も無い・・・そんな なさけな〜い家元の
どちらかというと 苦肉の策 な作戦を、恥ずかしながらコッソリご紹介しよう
それは
お着物の袂をチョンと縫い付けてしまうという
超カンタン、超手抜きな方法なのだ!
家元お気に入りの錦紗の袷
古着で買ったんだけど、袖丈が尺五寸くらいある
家元の襦袢は全部尺三寸だから、このままじゃ襦袢の袖が飛び出しちゃうよ〜!
そこで
袂のよろしきあたりを、チョンっと縫っちゃったのだ
あんまり自慢できるやり方じゃないけれど
出掛ける前の5分でできる緊急対策としてはまぁまぁいいでしょ?
このくらいなら超ぶきっちょな家元でもオッケィ
こうしておけば襦袢が飛び出すことはないよ!
ただ、裏地の色と襦袢の袖の色は同系色じゃないとマズい
正式な場にもふさわしくない
あと、夏の薄物のように襦袢が透けて見えるものにもアウトな作戦だね
だけど家元、袷の普段着物なら
ぜんぜん気にしないでこのままお出掛けしちゃってるぅ〜
元々緊急対策で取り入れたやり方だったのだけど、今は普通にコノ手をつかっています
まだ誰にも指摘されたことはない
(後ろ指さされているかどうかは定かではない)
それからもう1つ
やはり あじゃさん と話題になったことがある手づくりタスキ
こちらは七緒という雑誌で紹介されていたものを真似して
ばあやに作ってもらいました
作り方は簡単(って、自分で作ってから言え!)
すきな布を袋縫いして、中にゴムを入れるだけ
袋縫いしたあとに裏返すのがちょっとたいへんだったけど、
物差しを使ってぐにゅぐにゅ〜っと、これは自分でやりました
最後はわっかにするから、
中のゴムも外の布もそのとき両ハジを縫い付ければいいんだけど
裏返す時に片側を仮で閉じておくと物差し使うのが楽になるかもね!
いずれにしろあまり細くすると裏返し困難度が急上昇するから、
ちょっとゆとりをもった方がいいかも
学習してから太めに作った青い方が、赤いのより楽に裏返せました
七緒(VOL8) 着物からはじまる暮らし
博多木綿着物の店「木ノ花」福田紀美代さんのアイデアだよ!
色合いも、マネッコしてみた
福田さんがすると、とっても可愛らしくてステキ!
こちらはゴム入りの輪じゃなくて可愛いヒモをちょいと結んで輪にしたタイプだね
家元のは、こんなかんじ
袂をしっかり支えてくれるよ
タスキをぐるぐるって巻くのはかっこいいけど
いかにも「いざ!」ってかんじになっちゃうのはちょっと・・・という時は
この手づくりタスキがおすすめだよ
気のおけない外食のときに持参することもあるんだ〜
おしゃれな袂クリップがアレコレ売っているけれど
手づくりならば好きな柄が選べるし、なんといっても愛着が湧いちゃうよね
(自作じゃなくって ばあや作 ・・・でも・・・愛着はありまするぅ)
ただし、お食事やお仕事が終わったら外すのをお忘れなくなく〜!
家元の超ぶきっちょ ア〜ンド モノグサ大作戦でした
じゃ、今日はこのへんでバイッ!
SPECIAL THANKS TO
博多木綿着物の店 木ノ花