さてさて、ドキドキワクワクな福岡アジア美術館、第三弾はおたのしみ
特別展のご紹介だよ!
「ドロロロロン アジアの妖怪屋敷」7月3日から9月30日まで
「アカルイ☆ミライ 新中国の宣伝画」6月26日から10月7日まで開催中!
見応え充分な展示の中身をチョッピリおみせしましょう~
まずは・・・アジアの妖怪屋敷へ・・・
おお~っと!これがアジアの妖怪?
アジアにはいろんな妖怪がいるんだね、水木しげる先生の世界を思い出すよ~
ユーモラスな妖怪のすがたがいいね!
これはよく見るとちょっとこわい~
写真ではよく写すことができなかった細かい表現にドキッとしたり
妖怪屋敷はなかなかエキサイティングだぞぉ~
そしていよいよ「アカルイ☆ミライ」(クリックで写真が拡大するよ)
この展示は「それぞれの時代に作られた宣伝画をめぐり、新中国が描いた
理想の軌跡をたどろう」という提案だ
出ました~!よいこにもすっかりお馴染みな派手派手しい色合いと強力なスローガン!
みんなで一丸となって明日の理想的社会を作ろう!というものから
ヒロイン(ヒーロー)のように強く正しい人になろう!というものまで
とにかく熱い!そんな時代を経て徐々に自由な表現が・・・
中国 ルオ三兄弟「我、北京天安門を愛す」#8、#6、#3 1996年~1997年
伝統的な吉祥図から生まれて、政治宣伝的な機能をもつようになった
「新年画」を下敷きにしているよ
体制を象徴する天安門を背景に、中国を席巻する消費のシンボル「コカ・コーラ」
「モトローラ」などにたわむれる幼児の姿・・・消費に夢中になる大衆と
その背後にある体制の両方を笑い飛ばすパワーにドキっとさせられるね~
ルオ三兄弟は、漆(うるし)職人であったお父さんの技術を受け継ぎ
兄弟で漆絵を製作しているんだって
この作品も表面に漆がぬってあるんだよ~ツヤツヤ
おぉぉ~!近代中国を代表するリーダーたちだ!
中国 ジャン・ドウジュン(1946-)「功績は永遠に」1994年
向かって左から 劉少奇、周恩来、毛沢東、朱徳が描かれているよ
よいこはこの際、各自できっちり近代中国の歴史のお勉強もしておこうね~
毛沢東関連グッズ、有名な「語録」もあるよ
あれれれれ~?
ドアラと鄧小平さん!?
中国 ワン・ジェンズ(1945-)「明るい将来」1994年
こちらは周恩来さんと?すごいね〜!!
印象に残った作品
中国 ワン・クーピン(1949-)「万々歳」1979年
頭上に「毛沢東語録」をかかげ「万歳」を叫ぶ、その顔は醜くゆがみ
生気がない・・・
自らも近衛兵だった文革時代の作者自身に対する批判、体制批判がこめられた作品だ
1979年、中国現代美術のパイオニアである星星画会により、中国美術館の外柵で
おこなわれた野外美術展に展示された記念碑的作品
作者は今はパリ在住だそうです
さすが福岡アジア美術館、作品の数といい素晴らしさといい期待を大きく上回ってます
その魅力は、おで様流ではとてもご紹介しきれましぇ〜ん!
とにかく、よいこは一度ぜひ訪れてみてください
特に「アカルイ☆ミライ」の充実度はスゴイ、必見ですよ
次回はいよいよ福岡アジア美術館ご紹介の最終回
ミュージアムショップやなごみの空間をご案内します~
福岡アジア美術館
福岡市博多区下川端町3-1リバレインセンタービル7・8階
TEL092-263-1100
FAX092-263-1105
午前10時開館 午後8時閉館(入室は午後7時30分まで)
休館日毎週水曜日(休日の場合はその翌平日)年末年始(12月26日~1月1日)
入館料 無料
観覧料 アジアギャラリー
個人/一般 200円
高・大生 150円
中学生以下 無料
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毛沢東 @ Wikipedia
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